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4スタンスタイプ自己チェック法

   実践 4スタンスタイプチェック
   総合判定

自分で4スタンス・タイプはチェックできる?

まずはアナタの4スタンス・タイプをチェックしましょう。
難しい動きは一切必要ありません。
むしろ、難しいか簡単か、やりにくいかやりやすいか、を知るためのテストだと思ってください。
それらの違いを明確に感じられるならば、たぶんアナタのタイプチェックは成功です。

でも意外と、この違いは感じにくいのです。
もちろん、自分が4スタンスタイプのどれに属するかは、生まれつき決まっています。
その特性は、動作の基本である「立つ」という行為ですでに分けられています。
立ちかたを覚えたばかりの赤ん坊は、誰に立ちかたを教わることなく、
自分の特性に素直に従って立ち上がります。
この時点で赤ん坊は、自分の4スタンス・タイプそのものの立ちかたが出来ているのです。
ところが、ヒトは、赤ん坊から成長し大人になっていくにつれて、
社会の団体行動に即するために画一的な動きかたをするようになります。
例えば、ご飯を食べるときにお母さんと同じ箸の持ちかたそっくりに矯正されたりします。
スポーツを教われば、コーチの身体の細部の動かしかたを真似るように指導されたりします。
そうして徐々に自分の4スタンス・タイプを忘れがちになるのです。

社会活動で覚えた動きは、アナタにとって自然な身体の使いかたとは限りません。
もしかするとそれが原因で身体が歪んでいるかもしれません。
自分の4スタンス・タイプと異なる手足の動きを永年にわたって強制された結果、
身体全体の連動が上手く働かなくなっているかもしれません。
ですから、以上の理由から、
「4スタンス・タイプを自分で判断するのは、なかなかに難しい」
ということも言えるのです。
これからタイプチェックを行なおうとする前に身もふたもない言いかたで恐縮ですが、
ヒトは大人になっていくにつれ、自分のタイプと異なる身体の使いかたを長年行ない、
その結果、身体のスムーズな連動が行なえていない可能性があるものなのです。

 

素の自分を感じよう!

まずは、次の注意をよく読んでから「4スタンス・タイプ自己チェック」を行なうことをお勧めします。

*筋肉に頼らず骨で感じる
4スタンスタイプとは、骨格の連動による身体の動作特性を分類したものです。
全身の一つひとつの骨が効率的に連鎖し、
全身の骨格が連動する流れが4種類存在する、ということです。
自分自身の全身連動の流れを把握するには、
骨と骨の連鎖を妨げないよう注意する必要があります。
ですから、4スタンスタイプ・チェックを行なう際は、筋肉に頼ることは止めましょう。
筋肉の助けは最小限にとどめて、あくまで骨と骨のやり取りを感じてください。
自分の骨格がやりやすく安定している?
ぎくしゃくしてスムーズではない?
これらを感じとってください。

*能力の優劣を考えない
このチェック法は、点数を競うテストではありません。
身体能力を問うものでもありません。
たとえば「この方法で椅子から立ちにくければ・・・」という言葉が書かれていたとしても、
「立てなければ駄目」なのではありません。
ヒトは、必ず「椅子から立ち上がれる」のです。
そのための身体の使いかたが違うだけなのです。
他人の目を気にせず、自分の身体の使いかたを思い出してください。

*「どちらもできる!」は、NG
4スタンスタイプ・チェックを行なっていて、
「私は、どちらの方法も難なくこなせる!」と豪語する人がいます。
だから、その自分は身体能力に優れている、というのでしょうか?
一流と呼ばれるアスリートに、一連のタイプチェックを試してもらうと、
必ずどちらかの方法がやりやすく、他方にやりにくさを覚えるようです。
チェック動作をする前に一方のセットアップをしただけで、
「できません」と言い切る一流アスリートも多いのです。
それは、彼らの研ぎ澄まされた感覚が、
「自分のスタンスタイプではない身体の使いかたをすると危険だ」と訴えるからです。

*リラックスして行なう
本番で緊張し過ぎて練習通りのパフォーマンスができなかった、
という経験は、誰にでもあるでしょう。
テストではありませんから、なるだけリラックスして行いましょう。
「普段のとおり」に振る舞えることが肝心です。

*他人と比べない
3人でタイプチェックを行なって、自分だけ違っている、
ということに劣等感を持たないでください。
他人と違う方法がやりやすいと感じたならば、
それこそ自分のタイプを嗅ぎとれた、ということなのですから、むしろ喜ばしいことです。
また、それぞれのスタンスタイプには、それぞれに適ったリズムが存在します。
たとえば複数で大縄跳びを行なったとしましょう。
自分はB2タイプで、自分の前に大繩を跳ぶ2人が続けてA2タイプだったとします。
前の2人の跳び姿を見てしまうと、なにより影響を受けやすいのはリズムです。
縄に入るリズム、脚を踏み切るリズム、
これらは前の2人と自分は違うのですから、とてもやりにくさを感じるはずです。
ですから、自分のチェック前に他人のタイプチェックを観ることはお勧めしません。

*指示以外のことをしない
「肘を曲げる」という指示があるとしましょう。
その指示に無理に従って、肘を曲げようとした結果、
無意識に上半身を後ろへ倒して体重を乗せてしまう、
と、いうような動作は起こりがちです。
指示された「部位」と「動作」、そして「動かす順番」が出来なければ、
無理に他の行為をしないでください。
「肘をを曲げる」という指示があれば、
肘という部位を曲げることだけ行なう意識を持ってください。
それが出来ない、ということは、
あなたのタイプは、その局面で肘を動かすことに向いていない、ということであり、
肘そのものが曲がらないわけでも、アナタが劣っているわけでもありません。

*スポーツにおける動作をイメージしない
プロのアスリートでも、チェック法によっては4スタンスのタイプ特性が出にくいケースがあります。
その原因は、身体が歪んでいたり、何らかの故障があったり、と様々です。
長年の練習によって、自分のタイプ特性とは異なる身体の使いかたを身につけてしまっている、
ということが原因の場合もあります。
真面目に練習に取り組む人、素直に指導者の意見を聞く人ほど、この傾向が強いようです。
ですから、4スタンスタイプ・チェックを行なうときには、
自分の愛好するスポーツの特定の動作と結びつけないように注意してください。
あくまでチェック法は独立した動作として実践してください。

*素の自分と対話する
スポーツにおいても、日常生活においても、
作為的な身体の使いかたは、結果的に自分のパフォーマンスを低下させてしまいます。
4スタンスタイプの特性を発揮するということは、
自分にとって自然で無理がなく、
安定していて力強く、
いざとなればもっとも素早く動ける、
そんな自分の本来の能力を最大限に発揮できる身体の使いかたなのです。
身体の力みを抜いて、素の自分の反応を楽しむ、そんな余裕を持ってください。

 

***** 実践 4スタンスタイプチェック *****

注意:
身体が歪んでいたり、ケガしていたりすると、
自己の4スタンスタイプの特性がきちんと出ない場合があります。

 

===== Aタイプ・Bタイプのチェック ===== 

A/Bタイプチェック@〜GでAタイプと判定したアナタは、
[A1タイプ]もしくは[A2タイプ]

A/Bタイプチェック@〜GでBタイプと判定したアナタは、
[B1タイプ]もしくは[B2タイプ]

 

[1 膝立ちの安定]



[2 前後足軸の安定]



[3 手を握って腕を曲げる]



[4 仰向けで膝を抱え込む]



[5 寝返りをさせる]



[6 ペットボトルの飲みかた]



[7 うちわの煽ぎかた]



[8 片脚立ちとジャンプ]



 

===== 1タイプ・2タイプのチェック =====

1/2タイプチェック@〜Cで1タイプと判定したアナタは、
[A1タイプ]もしくは[B1タイプ]

1/2タイプチェック@〜Cで2タイプと判定したアナタは、
[A2タイプ]もしくは[B2タイプ]

 

[1 腿の内・外回し]



[2 指で環を作って肩を開く]



[3 指を挟んで腕上げ]



[4 腕回し&腕回し後の安定]



 

==== クロスタイプ・パラレルタイプのチェック ====

クロス/パラレルタイプチェック@〜Cでクロスタイプと判定したアナタは、
[A1タイプ]もしくは[B2タイプ]

クロス/パラレルタイプチェック@〜Cでパラレルタイプと判定したアナタは、
[A2タイプ]もしくは[B1タイプ]

[1 手首を曲げて腕を上げる]



[2 両足を揃えて腕を伸ばす]



[3 手を膝に添えて立ち上がる]



[4 フロントキック]



 

===== 全タイプのチェック =====

[手を組んで上半身を持ち上げる]

 AllCheck

***** 4スタンス・タイプ総合判定 *****

4スタンス・タイプ自己チェックの各項目を終えたら、
総合的にアナタの4スタンス・タイプを判定しましょう。

――――――――――――――

A/Bタイプチェック@〜GでAタイプと判定したアナタは、
[A1タイプ]もしくは[A2タイプ]

A/Bタイプチェック@〜GでBタイプと判定したアナタは、
[B1タイプ]もしくは[B2タイプ]

――――――――――――――

1/2タイプチェック@〜Cで1タイプと判定したアナタは、
[A1タイプ]もしくは[B1タイプ]

1/2タイプチェック@〜Cで2タイプと判定したアナタは、
[A2タイプ]もしくは[B2タイプ]

――――――――――――――

クロス/パラレルタイプチェック@〜Cでクロスタイプと判定したアナタは、
[A1タイプ]もしくは[B2タイプ]

クロス/パラレルタイプチェック@〜Cでパラレルタイプと判定したアナタは、
[A2タイプ]もしくは[B1タイプ]

―――――――――――――――

組み合せ判定 1 :

A/Bチェック@〜Fで[Aタイプ]
1/2チェック@〜Cで[1タイプ]
【A1タイプ】

A/Bチェック@〜Fで[Aタイプ]
1/2チェック@〜Cで[2タイプ]
【A2タイプ】

A/Bチェック@〜Fで[Bタイプ]
1/2チェック@〜Cで[1タイプ]
【B1タイプ】

A/Bチェック@〜Fで[Bタイプ]
1/2チェック@〜Cで[2タイプ]
【B2タイプ】

―――――――――――――――

組み合せ判定 2 :

A/Bチェック@〜Cで[Aタイプ]
クロス/パラレルチェック@〜Cで[クロスタイプ]
【A1タイプ】

A/Bチェック@〜Cで[Aタイプ]
クロス/パラレルチェック@〜Cで[パラレルタイプ]
【A2タイプ】

A/Bチェック@〜Cで[Bタイプ]
クロス/パラレルチェック@〜Cで[クロスタイプ]
【B2タイプ】

A/Bチェック@〜Cで[Bタイプ]
クロス/パラレルチェック@〜Cで[パラレルタイプ]
【B1タイプ】

 

―――――――――――――――

組み合せ判定 3 :

1/2チェック@〜Cで[1タイプ]
クロス/パラレルチェック@〜Cで[クロスタイプ]
【A1タイプ】

1/2チェック@〜Cで[1タイプ]
クロス/パラレルチェック@〜Cで[パラレルタイプ]
【B1タイプ】

1/2チェック@〜Cで[2タイプ]
クロス/パラレルチェック@〜Cで[クロスタイプ]
【B2タイプ】

1/2チェック@〜Cで[2タイプ]
クロス/パラレルチェック@〜Cで[パラレルタイプ]
【A2タイプ】



 
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