ようこそ、4スタンス理論の世界へ!

ヒトの身体は、性別・年齢を問わずに誰もが同じように動く万人共通の動きかたがあります。

誰でも、しゃがむという行為をするときには、

腰と膝を曲げる

という動作をしますね。
ヒトは、腰や膝を伸ばしてはしゃがめません。
コップを持つという行為でも、

手のひらでコップを握る

のは、みんな共通しています。
当たり前ですが、肘でコップをはさんで持つわけにはいきません。

これらすべての動きの源となっているのは、

運動軸

です。スポーツ番組の実況などで、

「この選手は軸がしっかりしている」

などという解説を聞いたことがあるでしょう。
しゃがむという行為は、日常のみならずスポーツの世界でも頻繁に行なわれています。
このとき、すべてのヒトは運動軸を作ってしゃがんでいるのです。この、

運動軸の存在こそ万人共通の法則

です。
さて、さきほどのしゃがむという行為。
腰と膝を曲げてしゃがむといいましたが、
ところで…
アナタは、しゃがむときに、

最初に腰を曲げ(折り)ますか?

膝を固定し、まず腰を折るAタイプ

それとも、

まず最初に膝を曲げますか?

腰を固定し、まず膝を曲げるBタイプ

つまり、しゃがむという行為は(運動軸を基本に行なわれますが)、
厳密にいえば、皆が同じ動きをしているわけではないのです。

スポーツでは、どうでしょう?

たとえば野球…


この二人のバッティングフォームを思い浮かべてください。

それぞれ世界に名だたる一流アスリートです。
ですから彼らの動きはどちらも正しいといえるでしょう。
ところが、バッティングフォームは同じではないのです。

シアトル・マリナーズのイチロー選手

イチロー選手型バッティングフォーム(A1タイプ)

ロサンゼルス・エンジェルスの松井秀喜選手

松井選手型バッティングフォーム(B2タイプ)

これがヒトの持つ個性というもの。そして、

4スタンス理論とは、個性を生む源

ともいえるものなのです!

さきほどのしゃがむ、コップを持つなどの日常行為は、
タイプによって異なっています。
そして、この違いはスポーツの細かな動作にも影響を及ぼすものなのです。

では、アナタがイチロー選手の大ファンだったとしましょう。
彼のバッティングフォームに憧れて、
いろいろな解説書を手にしては実践してきたとします。
ところが、

――どうしてもイチロー選手のようなフォームにならない

――イチロー選手の真似をしたら成績を落としてしまった

――スランプに陥り、昔できていたフォームすらできなくなってしまった

――脇腹痛などの故障に苦しむようになった

こんな経験はありませんか?
そして、上手くいかない原因を、

――イチロー選手は超の付く一流アスリートだから

――自分は運動神経の発達していない一般人だから

と、あきらめていませんか?
もし、アナタの4スタンスタイプが実は往年の、

王貞治選手

イチロー選手型のテイクバック
(A1タイプ)

王選手型のテイクバック
(A2タイプ)

と同じものだったとしたら?
そう、イチロー選手の真似をしても成績が伸びるはずはないのです。
たとえ一生懸命練習をして数字が伸びたとしても…もし、

自分と同じ4スタンスタイプの選手の真似を同じ量だけ練習したら、

もっと伸びたかもしれません。

ヒトの動作の個性は、
日常生活の所作だけでなく、
すべてのスポーツに及びます。
それらの根源には、

4スタンスタイプ

が存在するのです!

4スタンスタイプ に適った動きをすることは、
ヒトの能力を最大限発揮するだけではありません。
その身体にとって、

もっとも無理の掛からないナチュラルな動き

なのです。つまり、
タイプに適っているということは、

身体の故障をもっとも遠ざけてくれる動作

ということもできるでしょう。
ですから、

育ち盛りの骨格の発達しきっていない子どもたち

身体に無理のきかなくなった高齢の方々

故障などで身体の動きに不自由を感じている方々

にとっても、とても優しい動きなのです。
たとえば、日々のほとんどを寝床で過ごさなくてはならない方々にとっても

他人に寝返りを手伝ってもらう

肩と腰を支点に寝返りするBタイプ

みぞおちと膝を支点に寝返りするAタイプ

移動するために他人に抱きかかえてもらう

みぞおちと膝を基点に
抱き上げられるAタイプ

腰と肩を基点に
抱き上げられるBタイプ

といった、介護における動作でもとても有効なのです。
初めてのかたは、
まず「4スタンスタイプ自己チェック方法」で自分のタイプを判断してください。
そして「4スタンスタイプ別日常動作の違い」を見て、
日常での何気ない動きをふりかえってください。
その先には自分の到達すべき、

動作の形

がみえてくることでしょう。

動かす身体のパーツの順序

もみえてくるはずです。

自分の身体にもっとも合って、無理がなく、
身体のなかに眠るポテンシャルがすべて最大限に発揮できる、

4スタンスの世界

を、ぜひとも楽しんでください!



「初めての方へ」

「万人共通の動きとは?」
「4スタンスタイプ 自己チェック法」
「4スタンスタイプ別 身体の動かしかたの違い」